2009年07月04日

台湾への船旅

暑い季節がきました。みなさんはいかがお過ごしですか。僕は夏が大好き太陽
さて、報告が遅くなりましたが、先日の『とうかい号』ヨットの報告をさせて頂きます。長くなりますよしあわせ

6月14日~21日までの8日間、『第36回JC青年の船とうかい号』に参加してきました。
名古屋から出港し、研修を積み重ね、台湾まで行って帰ってくるという、『とうかい号』です。

この研修の目的は ”非日常の限られた空間において、団体生活から自己研鑽や思いやりのこころを育むと同時に、今ここにいられる事への感謝のこころ、送り出して頂いた企業や家族、地域において感謝の気持ちを持ち活躍できる人財の育成を目指します。”(http://www.tokaigo.com/36thsen/) との事です。

(出港式)


船ではもちろん団体生活。1チーム、25人程で16チームくらい有りました。僕は『C-2』というチームに配属され、寝泊りする4人部屋もチームメイトでした。
最初はもちろんほとんどが初対面汗なんかよそよそしい空気が流れていましたが、研修を重ねるごとに徐々にチームが打ち解けていきました。
(研修会場)


研修の中で『体育祭』と『フェスティバル』という大きなイベントが組み込まれていました。体育祭は4日目に現地台湾のとある大学の体育館にて行いました。チーム対抗の騎馬戦と綱引き、そして応援合戦が有ってチームとしてすごく”まとまり”が出ました。

(みんなで団旗を作ってます)


そして研修7日目に行われる『フェスティバル』。これは5分間の時間内に舞台上で今回の研修で学んだことをチームで表現するというルールです。 いわばチームで作り上げてきたものの集大成。僕達は学んだことを『劇』にして表現することにしました。実は僕は乗船前のオリエンテーションの時に”勢い”でこの『フェスティバル』を担当する委員に立候補しました。言ってみればチームのまとめ役。『劇』を構成する総監督。照明や音響も考える総演出家。あぁ超プレッシャーがーん そして研修主催のJC側の求めるハードルがとても高かった。使える照明や音響、制限時間、リハーサルは10分間だけなど。。。夜、僕はほとんど寝ずにいろんな構成を考えましたもうダメ
 限られた空間、限られた時間の中でどれだけのものが出来るか。本当に大変だった。けど、結局はチームの全員が助けてくれました。みんなが率先して動いてくれたし、みんなで声を掛け合って一つの『劇』が完成しました。あのときのみんなの気持ちがホントに嬉しかったにこにこ

(他のチームの劇)


惜しくも、『フェスティバル』は優勝できませんでしたが、僕はそれ以上にみんなでひとつのものを作った充実感やみんなに感謝する気持ちが大きかった。最後の夜にチームで集まったときはホント泣きました号泣 チーム全員が泣いていました。涙の理由はよく分かりませんが、とにかく泣きました。それぞれに抱えいる不安や悩みをあの涙で全部出せたかなと。

たったの8日間でしたが、体育際やフェスティバルなど中学や高校の3年間くらいの内容が詰まった船旅でした。船で出会った仲間や関わった人たち全員に感謝したいです。

とても長くなりましたが、読んでくれた方、ありがとう。
学んだことを僕に関わる人達に少しでも還元できたらな、と思います。

ではみなさん have a good weekend!

すずきともゆき
  

Posted by 豊田広域ローターアクトクラブ  at 13:14Comments(5)活動報告